防ぎたいトラブル「浴室」~危険や問題となるところ~
厚生労働省の「人口動態統計年報」のここ数年のデータによりますと
交通事故で無くなった人は年間約7千人。いっぽう、家庭内の事故で無くなった人は
その2倍近くの、約1万4千人もいるそうです。
住まいづくりを考えるときには、予算や建物の構造、間取り、設備などを優先して考えがちですが
それと同時に安全と安心についてもじゅうぶんに配慮する必要があることが分かります。
家庭内の事故のうち、住まいの構造や設備などに関係する事故には
次のようなものが挙げられます。
・不慮の溺死および溺水
・転倒、転落
溺死や溺水は、高齢者や乳幼児に多い傾向があり、対策が必須といえます。
ドアノブにロックをかけたり、必要以外のときは浴槽の水を抜いておくなどで防ぐこともできます。
また、冬場の浴室内では、リビングと浴室との温度差が大きくなり
とくに高齢者がヒートショック現象(※)を突発的に引き起こすことも少なくありません。
※ヒートショック現象・・住環境における急激な温度変化によって血圧が乱高下したり脈拍が変動すること
対策としては、浴室周囲の壁まわりに断熱や気密を施し
暖房乾燥機を設置したり、保温力のあるシステムバスを導入したりすることが望まれます。
家族みんなが快適に過ごせる環境づくりは、日頃のコミュニケーションから始まります。
皆様の住まいに関するご意見をぜひお聞かせください。
予算とご希望に沿ったご提案をさせていただいております!
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